ねこねこブックレビュー【11】『猫がうれしくなる部屋づくり、家づくり』廣瀬慶二/プレジデント社
一級建築士である著者が、ねこにとって快適な、ねこが喜ぶ家づくりを考える。その理論と実例集。なんで今までこういう本がなかったんだろう。目から鱗の一冊。 「建築家が本気で考えた」と表紙にある。どれくらい「本気」なのかだが、こ…
一級建築士である著者が、ねこにとって快適な、ねこが喜ぶ家づくりを考える。その理論と実例集。なんで今までこういう本がなかったんだろう。目から鱗の一冊。 「建築家が本気で考えた」と表紙にある。どれくらい「本気」なのかだが、こ…
「必死なネコ」ではない。「必死すぎるネコ」だ。物事何事も過ぎたるは及ばざるが如し。真剣なつもりがやりすぎて爆笑してしまったり、笑いすぎた後、なんだか切なくなってしまったり。「やりすぎ」は客観的状況との「ギャップ」を生む。…
愛猫家にとって、およそこれ以上の愚問は考えられない。「なぜ、猫とつきあうのか」。好きだから、かわいいからに決まっているというか、ねこを飼う、ねこと住むことに一体それ以上の理由があるのか?必要なのか? そう、この世紀の「愚…
今後30年間で60%~70%の確率で発生するといわれている南海トラフ大地震。自分のためには、たいした備えもしていない人も、愛猫のこととなると「話は別!」って人、多いんじゃない? 『ねことわたしの防災ハンドブック』はねこを…
歴史上の著名な「ニッポン人」8名と猫について、フィクションを織り交ぜながら紹介したねこコミック。「猫の手も借りました」とのコピーから、「小難しくとっつきにくい歴史の話に興味を持ってもらうため、無理矢理ねこを絡めてコミック…
ねこ本の一つの特徴として「ねこだけでそこまでやるか」がある。 通常、ワンテーマだけで押し切れ、それで本を書けと言われたら、書くほうは結構きっついと思うのだけど、ねこ本の場合、著者は「ねこ」というワンテーマだけで、苦もなく…
ねこに関する本を紹介するこのコーナー。ねこに学ぶ恋愛本から、温泉紹介本まで、「その手があったか」と毎回切り口に驚かされてばかりなのだが、本書を手にとったときは、さすがにねこのように目を丸くした。 著者は「まいる」、つまり…
日本美術、ねこといえば…竹内栖鳳(たけうちせいほう)!! いいですよね!竹内栖鳳。毛の一本一本まで丁寧に描かれたふわっふわなねこの毛並みは、ねこ好きなら悶絶モノ。普段はあまり日本画に興味がないという人も、2018年は趣向…
犬と違って、ねこを旅に連れていくことは難しい。犬なら、たとえば、アウトドア、キャンプかなんかに連れていけば、一緒に旅行することも可能だけれど、ねこは連れ出すことそれ自体がストレスだから、旅行もなかなか思うようにならない。…
猫がよろこぶインテリア。これが本書のタイトルだけど、内容は帯コメントのほうが的確だと思う。「猫がいるから部屋がキレイになるのは本当だった!?」。ねこを喜ばす、というより(それは当然すぎてあえて話題にするまでもない大前提)…
2021
01
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Tue