「ジュエリー」というと、宝石をちりばめたゴージャスなアクセサリーを思い浮かべる人が多いと思います。しかしジュエリーの価値は宝石の大きさや、輝きだけじゃありません。金や銀、プラチナなどの金属を加工する技術が重要だったりします。
そのことを身近に感じてもらえるのが、この子。
胸元でゆらゆらと揺れる
オリジナルジュエリー「flying TAMA」
市販のジュエリーは、金属を熱でとかし型に流し込んで作る鋳造(ちゅうぞう)という方法で作られていて、指輪だと一気に30個くらい簡単に大量生産できちゃいます。そのためジュエリーショップで、職人のスゴ技を見る機会はほとんどありません。
素敵なアクセサリーはたくさんありますが、「ねこ好きの彼女に、特別なプレゼントしたい」「人とは違うオリジナルジュエリーを身に着けたい」と思っている人にとって、TAMAはなかなかいい仕事をするんじゃないでしょうか。
シルバーの板を丸く切り抜き、中央を叩いてくぼませ貼り合わせた中空構造のペンダントで、身に着けた人の動きに合わせてゆらゆらと揺れるように作られています。

単純なようで見る人が見たらビックリの技術が詰まっているのは、川口さんが持っている「貴金属装身具製作1級技能士」という資格によるもの。この盾はスゴ腕の証です。いや、むしろ、それだけの技術があることを、みんなに知ってもらうために資格をとったという方が正しいのかもしれません。
そして「職人の技術をいかしたジュエリーをつくりたい」と、TAMAを思いついたと言います。

しかし、TAMAは最初、ねこじゃなかったんだとか。「月をイメージして作ったペンダントだったんですが、個展に来られたお客さんに『コレ、ねこでないんですか?』と聞かれて、『じゃあ、ねこで!』と。そんなやりとりから偶然に生まれたジュエリーなんです」。
よりねこらしくするため、ひとつひとつ表情を描き加えていきます。TAMAの直径は15㎜。聞いただけで手が震えそうですが、そこは職人さん。細かい作業もへっちゃら!あえて目を描かないことで、それぞれが自分が思い描くねこの表情を投影できるのがポイントだとか。
なので、さらに小さい直径7㎜のゴールドTAMAにも、ちゃんと顔がついています。
ねこがこちらに向かって、ご機嫌に微笑みかけてくれているようです。
TAMAシリーズにはねこ型リングもあり。
指輪をしているときは、ねこと気づかれにくいですが、はずすと分かる。そういうさりげないねこ好きアピールがツボって人もいるのではないでしょうか。

購入希望や問い合わせはもちろん、「どうしても目を入れて欲しい」「犬バージョンも作って欲しい」など、オーダーの相談はホームページの問い合わせフォームから連絡を。
個性的なオリジナルジュエリーで、にゃんこ生活を満喫してください。
noniturn metal design
ウェブサイト http://www.noniturn.com/