化け猫パレードって何? あにゃ踊りって何? 神楽坂化け猫フェスティバル、おかめ家ゆうこさんインタビュー

参加者全員でねこに化けて大行進!する化け猫パレード。つめとぎタイムにまたたびタイム、ねこになりきって踊るねこ版阿波踊りのあにゃ踊り。神楽坂化け猫フェスティバルで大人気の2つのイベントが、ねこねこフェスティバル2018 in BOAT RACE鳴門(にゃると)にやってくる。

化け猫パレードとはどんなイベントなのか? あにゃ踊りとは? 神楽坂化け猫フェスティバルのオーガナイザーであり、造形作家/イラストレーター/コメディアンの、おかめ家ゆうこさんにお聞きしました。

ねこ好きもねこが好きじゃない人も。化け猫パレード!

―――まず、「化け猫パレード」についてお聞かせください。

おかめ家ゆうこさん(以下敬称略): 名前の通り、みんなで化け猫に扮装して、まちを練り歩くイベントですね。2010年からだから、もう8回以上開催しているんですけど、それこそ乳母車に乗った赤ちゃんから、車椅子に乗ったおばあちゃんまで、老若男女、国籍問わず、毎年たくさんの人が化け猫になって、楽しんじゃってます。今年は雨だったのですが、700人もの「化け猫」が集まりました。

今年の化け猫パレードの様子。悪天候にもかかわらず、700匹もの化け猫が集まった!

―――700人!!  皆さん、やっぱりねこ好きなんですか?

おかめ家: そうですね。確かにねこ好きは多いですけど、別にねこが好きでも好きじゃなくても、単に楽しそうだから、なんとなくノリでって方も大歓迎ですし、実際そういう方が結構いらっしゃいますね。お金も気合いも入ったコスプレイヤーの方もいれば、鼻とヒゲつけただけの簡単なメイクの方も。今年は、バットマンの扮装してる男の子もいましたね。

―――何一つ合ってない(笑)。

おかめ家: そうそう(笑)。まあ、でも、全力でふざけてるイベントだし、ねこ好きってみなさん、いい人が多いというか、ゆるい方が多いので、細かいことは言いっこなしというか。なんか変身してると、日常の雑事やストレスから解放されるじゃないですか。はじめて会った人どうしでわきあいあいと写真撮影してたり、怖そうなお兄さんたちに子どもたちがちょっかい出してたり(笑)。

―――来られる方どうしでも自然にコミュニケーションが生まれると。

おかめ家: はじめての方もいますけど、毎年来る人もいて。年に一回会って、あ、今年も「化けましておめでとう」みたいな(笑)。10月の風物詩になってますね。

―――既に10年近くされていますから、地元でも完全に定着しているんでしょうね。気になったんですが……皆さん、猫の変装はいつ解くんですか?

おかめ家: とかない人がたくさんいますね(笑)。夜、掃除しにまちを歩いていると、あちこちのレストランやカフェにねこがいる(笑)。レストランのスタッフさんもイベントは知っているので、ねこに化けてたりしますね。

―――まさに参加者だけでなく、街全体がねこに化けて行く感じですね。ただ、参加したいと思う反面、いきなりねこになれと言われても正直、ちょっと恥ずかしい気も……。

おかめ家: お子様を連れて来ると溶け込みやすいですよ。それで「しょうがないなあ……」って自分も扮装を楽しんじゃうといいかも。それに、当日は、みんな化け猫ですから、来ちゃうと素でいるほうが目立って恥ずかしい(笑)。プロによるメイクのブースもありますし、簡単に化け猫になれるグッズもあるので、心配無用です。みんな楽しむのに夢中だし、みんなねこだから、人の目は気にする必要ないというか、ねこの目しかないですしね(笑)。

ブラスバンドあり、サンバのリズム隊あり、それぞれ思い思いの格好に化けてまちを練り歩く

―――今までで印象に残ったことは?

おかめ家: ねこ好きな人たちって、基本的にすごく礼儀正しくて。みんな、何があっても譲り合うし、運営側に不手際があっても、大目に見てくれる。ねこだから許されるみたいなところありますね。しょうがないよねって。暖かい目で見守ってくれてるところがあって。ねこにしてよかったなって(笑)。

同じねこなら踊らにゃソンソン! あにゃ踊り

―――「あにゃ踊り」について教えてください。

おかめ家: ねこになって踊る、ねこ版阿波踊りです。化け猫パレードはとても盛り上がるのですが、最後の終わり方がいつもグダグダだったんです(笑)。終わったぞ!っていう、大団円っていうんですか。シメのイベントが欲しくて。そこで、「超猫派ダンサー」で、大のねこ好きである藤田善宏さんに相談したら、「ねこになって阿波踊りなんておもしろくない?」って。神楽坂は37年以上も毎年阿波踊り祭りをしているんですよ。地元に阿波踊りが馴染んでる。そうか、ねこになって阿波踊りか、それは思いつかなかったなーって。

―――徳島に住んでいる人間からすると、そこで阿波踊りをフューチャーしてくれるのは本当に嬉しいです。

おかめ家: 怒られるんじゃないかと思って、みんなでヒヤヒヤしてたんですけどね(笑)。阿波踊りのリズムで血が騒ぐんでしょうね。これは本当に盛り上がる。商店街の人も大喜びしています。スピーカーを用意してくださったり、商店街の会長さんまで、揃いのジャンパーを着て手伝ってくださったり。

にゃっとさー、にゃっとにゃっと! 神楽坂の阿波踊りも実は歴史が古いのだ。

―――徳島は阿波踊りの本場だから負けたくないじゃないですか。盛り上がらせたいなって思うんですけど、コツって何ですか?

おかめ家: まあ……ねこになりきって踊る、ってくらいじゃないですか(笑)。あにゃ踊りはみんな、すごいゆるいので。振り付けも簡単ですし、みんなにゃーにゃー言いながら楽しんでいただければ。あ、そうそう。踊りの途中で、またたびタイムとか、つめとぎタイムっていうのがあるんですよ。

―――またたびタイム?

おかめ家: 読んで字のごとく、またたびタイムと言われたときには、みんなで道路にゴロゴロする(笑)。すごいシュールな図ですね。みんなその時は何も考えてない(笑)。つめとぎタイムは、近くにいる人をガリガリかく。これすごくよくて、知らない人どうしでもやるんですよ。いい交流になってますね。楽しそうです。はじめてどうしでも気にせずやってますね。いろんな壁がとっぱらわれるんじゃないかな。

―――振り付け的にシンプルですが、お互いに接するポイントがあったり、常識をかなぐりすてる瞬間があったり、すごいですよね。

おかめ家: 振り付けをしてくださった藤田さん、地元の人を巻き込んだり、観客と一緒に盛り上がる、そういう仕組みづくりがとても上手い。ふりつけも簡単なので誰でも踊れる。藤田さんにお願いしてよかったな、すごいなって。

おかめ家ゆうこがおすすめする「ねこ本」4選

―――おかめ家さんとねこについてお聞きします。ねこ好きとおっしゃっていましたが、ねこは飼われているんですか?

おかめ家: 住宅事情で飼えないんです……。なのでひたすら外猫をかわいがるしかないんですけどね。

―――ねこのどういうところがかわいいと思いますか?

おかめ家: なんていうか、アホですよね、ねこって(笑)。なんかこう、人間臭いというか。なんだろうな。動物全般好きなんですけど、なんかこう、ちょっとコミュニケーションとれたり、とれなかったり、ツンデレなところとか。とにかくねこのアホなところが大好きですね。うちによく来るねこがいるんです。「大家さん」って呼んでるんですけど(笑)。我が家と我が家の敷地を自分の場所と思い込んでて。出かけるときにはちあわせたりすると「早く行けよ」「やっと邪魔なやつらが出てった」って顔で入ってくる(笑)。ときどき、ねずみを持ってきたり。遠くのちょっと離れた塀から、「ここに置いといたぞ」って。閑静な住宅街なんですけど、行き来してる野良猫がいっぱいいますね。

―――おかめ家さんおすすめのねこ本を教えてください

おかめ家: 芳澤ルミ子さんの写真集『にゃんたま』がいちおしですね。いいのかな、こんな本紹介して(笑)。説明不要というか、タイトルの通り、相当フェティッシュというか、マニアックな本です。同じく芳澤さんの写真集で『ネコの裏側』。ひたすらネコを裏側から撮ったっていう写真集ですね。ねこのアホなところが好きなので、アホポイントをすごくうまくとらえているのと、そんなネコを愛するアホなねこ好きが大好きなので、その両方が凝縮されてて。ド変態ですよね(笑)。でも、これがツボな人いっぱいいると思う。

―――ねこという時点でニッチなんだけど、その視点が独特ですよね。

おかめ家: あと『野良猫拳』。こういうポーズ、ねこって、よくするんですよね。写真に撮りたいけど、なかなか難しいじゃないですか。一番の瞬間をよく撮影したなあって。『必死すぎるねこ』もおすすめです。もう「惜しい!」(笑)。ねこ本人としては頑張ってる、真剣なんですけどね。それを横から客観的に見てると「惜しい」(笑)。

―――おかめ家さんが大好きな、ねこの「アホ」なところが、どの本も凝縮されてますよね。最後に、徳島の皆さんに、メッセージをお願いします。

おかめ家: はじめて「化け猫パレード」と「あにゃ踊り」が外に出るんですけど、その初の出張がまさか阿波踊りの本場、徳島ということで、私たちもドキドキしています。本当に受け入れてもらえるのかと(笑)。とにかく化け猫フェスティバルも、あにゃ踊りも、ふざけたイベントなので、本当に気軽に参加していただきたいですね。自分がねこだということを忘れないでほしい!(笑)

―――おかめ家さん、ありがとうございました!

BOAT RACE 鳴門 主催
ねこねこフェスティバル2018 in BOAT RACE 鳴門(にゃると)開催決定!


徳島県鳴門市の“ボートレース鳴門”で、来年1月14日(日)ねこ好きも、ねこが苦手な人もウエルカム!誰でも楽しめる、ねこイベント「ねこねこフェスティバル2018 in BOAT RACE 鳴門 〜食べて踊って、ねこと一緒!〜」が開催されますよ。ねこ好きのみなさん、1月14日は、BOAT RACE 鳴門に大集合ですよー!!

食べて踊って、ねこと一緒!ねこねこフェスティバル2018 in BOAT RACE 鳴門、1/14に開催

2017.11.02

1/14開催、ねこねこフェスティバル2018 in BOAT RACE 鳴門(にゃると)出店者発表!

2017.12.15
イベント公式サイト
BOAT RACE 鳴門 公式サイト
開催 2018年1月14日(日)9時45分〜16時30分
会場 ボートレース鳴門 1階 なるちゃんホール(メイン会場)
徳島県鳴門市撫養町大桑島字濘岩浜48-1
主催 BOAT RACE 鳴門
お問い合わせ
ねこねこフェスティバル2018 in BOAT RACE 鳴門 事務局 TEL 088-678-6005


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ほにゃけん編集部

ねこ大好きにゃん集部
ねこのことならなんでも、ゆるーく、ふわーっと追いかけます。ねこ情報、ねこのいるところならどこへでも。ねこにとって、ねこ好きにとって、より心地よい徳島を目指して活動中にゃ〜。