ねこねこブックレビュー【03】ネコまる特盛! ネコまる編集部(編)/辰巳出版

雑誌『ネコまる』の読者写真投稿コーナー。その傑作を集めたアンソロジーが発売された。その名も『ネコまる特盛!』。ひねりとか、おもしろみとか、タイトルにそんなもの必要? かわいいねこ写真がたくさん入ってたらそれが一番じゃない? そんな態度が「特盛」。ファーストフード牛丼屋ライクなこのフレーズからは感じられる。

要はかわいいねこ写真たっぷりの一冊、それだけ、ということなのだけれど、じゃあ、どういうねこ写真かというと、一番の特徴はやっぱり読者、つまり飼い主が自分の家のねこちゃんを撮影してるところにある。いろんな写真があるけれど、そのテーマは共通してるんですよね。ねこと飼い主の「関係性」っていう。

写真の腕がよければ良い写真、かわいい写真が撮れるかというと、必ずしもそうとは限らないのが、ねこ写真の奥深さで。

というのも、ご存知の通り、ねこってやつはたいそう気まぐれなんですよね。プロというのは流石に腕、技能、経験があり、そこは大したものなのだけれど、時間や予算といった制約もある中で、オッケーショットを撮らなきゃなんない。対照的に、腕はなくとも、いつもそばで、好きなときに、気まぐれなねこが一番リラックスしている、気を抜いている瞬間を狙えるのが、飼い主の特権であり、強み。そして、そんな「飼い主じゃなきゃ無理だよなあ」なショットが特盛なのが、本書の最大の特徴だ。

「ユーモラスな表情がたまらなく愛しい一枚。飼い主さんに委ね切きったポーズで、信頼関係が築けていないと、ここまで大胆にはなれません。」

「元気いっぱいの可愛さを見事なタイミングでとらえた一枚。飼い主さんだけに見せる、あどけない表情といたずらっぽい仕草に、ふたりのいい関係が伝わってきます」

ご覧の通り、実際、編集部からの講評にも「信頼関係」「いい関係」といった言葉がしばしば出てくる。「ふたり」の「いい関係」、なんだよな。

素人写真というと、写真のクオリティとしてはいまひとつ、と思われるかもしれないが、そこは”特盛”。こんなこと言っていいのかって思うけど、「本当に素人か??」と思うような、非常に質の高い作品ばかりだ。「いいお顔」というコーナーでは、ねこの「いい顔」ショットを集めているのだけど、これ、加工とか一切ないんですよね。ほんと、すんごい「いい顔」ばっかりで必見です。

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